The Business Support Report 2022年9月1日号
禅宗の寺院の玄関によく掲げられている言葉です。脚下照顧とは、「足元を返り見よ」という事です。直接的には、「履物を揃えて上がりなさい」という意味です。履物を揃えるという事は、全てに聞くばりが出来るということ、履物を揃えると心が揃い、心が揃うと色々な事が見えてくるという事です。今年は、正月に臨済宗の大本山の一つで唯一京都にない、滋賀県の永源寺を参拝しました。今年の正月は、彦根から湖東にかけて大雪で、雪山登山のような参詣でした。お盆には、イギリスから帰省していた娘や孫たちと総勢10名弱でのお墓参りを菩提寺である臨済宗大本山の一つ建仁寺の塔頭寺院である「西来院」にお参りし、その足で、臨済宗相国寺派の塔頭寺院である「金閣寺」を参詣しました。又、久しぶりに、妻の実家の水間観音のお墓参りに行くことが出来ました。改めて、日本文化の中に、「禅」が根付いている事を実感した次第です。 今、ウクライナの戦禍や安倍元首相の射殺に端を発した旧「統一教会」と自民党政治家の癒着など激動の時代の登場を予感させる事柄が続いています。こんな時代だからこそ「脚下照顧」です。自分を見つめ直し、自分の職場、会社を見つめ直し、激動の時代にそなえて行きましょう。
税務関係では、2023年(令和5年)10月から実施予定の「インボイス制度」に対する対策が急務です。スタートから対応するには、2023年(令和5年)3月末が登録の期限です。弊所では、登録の電子申請を請け負っていますのでお気軽に担当者にご相談ください。又、自らが、「インボイス制度」の登録業者としての届け出を完了するとともに、取引先のインボイスの状況把握が必要です。例えば、クリニックの事業者は、今までの自費診療の多寡によって、登録申請の有無の確認が必要ですし、例えば、取引業者の中に、免税事業者が多い事が想定される画家を抱える「画商」等の業者では、その対策と話し合いが必要になるかもしれません。
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